消化器一般について | 森ノ宮胃腸内視鏡 ふじたクリニック 大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-1-30 ビエラ森ノ宮3F

 トップページ > 消化器一般

消化器一般

ピロリ菌について

当クリニックのピロリ菌治療

ピロリ菌とは?

ピロリ菌は幼児期(5歳まで)に口から入り込み、胃の中に棲み続け、胃炎や潰瘍、そして胃がんを起こす原因となる細菌です。
日本での感染者は約3500万人(3人に1人)とも言われ、特に高齢であるほどその感染率は高くなります。感染経路は井戸水や、お母さんから子供への食べ物の口移しが考えられます。
お母さんがピロリ菌だといわれた方、小さなお子様がいらっしゃる方は、ピロリ菌についてチェックすることが大切です。

ピロリ菌について詳しくはこちら(外部ページ)

胃がんになりやすい人、なりにくい人の違いについてはコチラで詳しく解説しています。

ピロリ菌はどうやって調べるの?

ピロリ菌の診断方法には大きく2つに分かれます。

当クリニックでは、①、②、③の方法を導入しています。初めてピロリ菌を調べる方には①おすすめしています。胃カメラで胃炎の有無や程度、胃がんの有無を調べることが出来ます。(ピロリ菌の検査だけしても、胃がんになっているかどうかは分かりません。)
治療後にはきちんと除菌が成功したか調べることが大切です。その際は、必ずしも胃カメラを飲む必要はなく③尿素呼気試験をおすすめします。(保険適応)

※保険が効かない事もあるのでご相談ください。

ピロリ菌の治療は?

ピロリ菌がいたと診断された場合、ピロリ菌を退治する必要があります(除菌治療)。
ピロリ菌を退治することで、胃十二指腸潰瘍再発の可能性を70~90%減らし、胃がんのリスクを1/3に抑える効果が実証されています。また、年齢が若いうちに治療する方が、その効果は高い事が分かっています。(ただし、ゼロになるわけではなく注意が必要です)
ピロリ菌の除菌に一度成功すると、大人になってから再感染する事はほとんどないため、きちんと除菌する事が大切です。

除菌療法

除菌治療中の注意点についてはこちら(外部ページ)

除菌後の注意点

除菌成功しても、潰瘍や胃がんになるリスクがゼロになったわけではないため、定期的(1~3年に1回程度)に胃カメラを受けておくようにしましょう。

2分でわかるピロリ菌動画

便秘について

当クリニックの便秘治療の特色

便秘で悩んでいませんか?
食事に気をつけていても出ない、下剤を飲まないと出ない、通じはあるけれどすっきりしないなど。
大腸カメラ検査などで便秘の原因を知り、ご自身にあった最適な便秘解消の方法をご提案します。

便秘の原因

1つ目は、「その他の病気」が原因の場合です。

例えば、大腸がんで腸が狭い状態や、お腹の手術を受けたあとの癒着、お薬の副作用、甲状腺機能低下による便秘です。これらによる便秘は、もとの病気を治療する必要があります。
特に50歳を超えての便秘は大腸がんが隠れていることも多く、大腸カメラで調べることをおすすめします。

2つ目は、「いわゆる便秘」です。

食事やストレス、運動不足などが原因と考えられます。その他にも便意を我慢していたり、下剤の乱用で悪化することがあります。これらは相互に影響し合い、腸の活動を低下させます。

便秘の治療法

治療の2大柱は、①食事 ②お薬です。

  • ①食事:水分、食物繊維、善玉菌
  • ②お薬:色んなタイプがあり 原因に応じて薬を調整

食事

食事について詳しくはこちら(外部ページ)

キーワードの1つ目は「食物繊維」

食物繊維は消化吸収されないので、便のカサが増します。それ以外にも有害物質を吸着させるデトックス効果や、糖や脂肪分の吸収を遅らせ食後血糖値の急激な上昇やコレステロール値を抑える働きがあります。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」があります。
不溶性食物繊維は、玄米・野菜類に多く含まれています。不溶性食物繊維を摂取すると便のカサは確かに増すのですが、同時に固くなってしまい余計便秘になる事もあります。
水溶性食物繊維は、わかめやきのこ、納豆、ごぼう、おくら、アボカドに多く含まれています。
このタイプの線維は、便のカサを増すだけでなく、便を柔らかくする作用があります。
食物繊維は、不溶性、水溶性の両方をバランスよく摂りましょう。

キーワードの2つ目は「善玉菌」

普通のウンチの固形成分は食べ物のカス(食物繊維)だけではありません。食べ物のカスが1/3程度で、残りの2/3が腸内細菌やはがれた腸粘膜と考えられています。
腸内細菌(善玉菌)を増やすことで便のカサがまし、便を出しやすくなります。
善玉菌でよく知られている乳酸菌は、腸内で他の善玉菌を増やし腸内環境を整えます。(乳酸を放出することで腸内が弱酸性になり、悪玉菌が繁殖しにくくなります。)
乳酸菌には、チーズやヨーグルトに多く含まれる「動物性乳酸菌」と、漬物、みそ、しょうゆ、キムチなどに含まれる「植物性乳酸菌」があります。胃酸に強く、腸に届いて働きやすいのは「植物性乳酸菌」です。
動物性は植物性の餌となり、活性化させる役割があります。そこで、動物性も植物性もバランスよく摂り、腸内環境を整えましょう。

お薬

いわゆる下剤になるのですが、大きく2種類に分かれます。

  • ① 便を柔らかくボリュームを増やすもの
  • ② 腸の蠕動運動を刺激するもの

① 代表的なものはマグネシウム剤です。
「酸化マグネシウム」「マグラックス」という薬品名で処方されています。

② 効果が出るのが早く、多くの市販薬や漢方薬はこちらのタイプです。
ただこちらは、常用すると逆に薬がないと腸の蠕動がサボってしまい「薬たのみ」になってしまうため注意が必要です。
病院からは「ラキソベロン」「ヨーデル」「プルゼニド」という薬品名で処方されています。

その他の薬としては、浣腸があります。
直腸を刺激する事で、便意を促し排便させるものです。

原因に応じて 適宜薬を組み合わせたり調整する事が大切です。

逆流性食道炎について

2分でわかる逆流性食道炎動画

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎とは、名前の通り「胃の中の胃酸などが食道に逆流して炎症を起こす病気」のことです。
本来、胃の中の胃酸や食物が食道に逆流しないように、食道と胃の間は筋肉(下部食道括約筋)で閉まっています。食べ物を飲み込んだ時に筋肉が緩んで、食道から胃に落ちます。
ところが、何らかの原因で、食べ物を飲み込む時以外でこの筋肉のしまりが緩むと食べ物や胃酸が食道へ逆流してしまいます。その強い酸のために食道に炎症を引き起こします。(なお、胃自体は粘液を作って胃酸から自分を保護しています)
主な症状としては、呑酸症状や胸焼け、みぞおちの痛みがあります。喉まで胃酸が逆流してきた場合、のどの違和感や、喘息のような咳症状が出ることがあります。

逆流性食道炎の原因

原因として大きく 3つに分類できます。

  • ①食道と胃の締りが悪くなった。
  • ②胃に圧がかかる。
  • ③胃酸多く出る。

逆流性食道炎

①一番大きな原因として、食道裂孔ヘルニアというものがあります。
これは胃の一部が横隔膜の穴を通って食道側にはみ出してしまうものです。これは解剖学的に体質のようなもので、手術以外には治りません。
他にも加齢や血圧を下げる薬の副作用で、筋肉の締りが悪くなることがあります。

②お腹に圧がかかりやすくなると、食道への逆流が起こりやすくなります。
その原因としては、暴飲暴食や、肥満でお腹が押されたり、お腹に力を入れたり、前かがみの姿勢などがあります。
また便秘でも腸から胃へ圧力がかかります。

③アルコール、高タンパク食、高脂肪食、コーヒーなどは胃酸分泌を亢進すると言われています。 空腹時には避けた方がよいでしょう。コーヒーは飲むなら食後に飲みましょう。 近年はピロリ菌に感染する割合が減り、胃が健康=胃酸分泌が多い人が多く、逆流性食道炎の患者さんは増えています。 またピロリ菌治療後に胃酸分泌が促進され、逆流性食道炎にかかることもあります。

逆流性食道炎の診断

症状でもある程度は診断がつくのですが、正確に調べるには胃カメラを行います。
ピンク色が食道粘膜で、左の画像の赤い線に見えるのが全て炎症によるものです。

逆流性食道炎の治療法

治療法は、大きく2つあります

  • ①生活習慣の改善
  • ②内服薬

①生活習慣の改善としては先ほどの「逆流性食道炎の原因」から考えると、暴飲暴食を避けること、肥満の方は体重減少を、便秘解消を行うことが大切になってきます。
また食後2~4時間は食べ物が胃に残っているので、その状態で横になると重力の関係で逆流しやすくなります。その間は横にならないようにします。

②胃酸分泌を抑える薬で治療を行います。プロトンポンプ阻害薬やH2ブロッカーなどがあります。 その他の内服薬として、胃腸の運動を促進させる薬や不安を和らげる薬などが処方されることもあります。

胃カメラのネット予約はこちら

大腸カメラのネット予約はこちら