ごあいさつ
私が医師を志したのは、小学生の頃にひどい中耳炎にかかったことが理由でした。長い間耳鼻科に通院する必要があり、「病気にはなりたくない」「病院に行くのは嫌だ」と思うようになりました。そんな経験から「病気を治したい」「病院を出来るだけ行きやすい場にしたい」という想いが芽生えました。
医学生の研修では、お腹の症状を訴える患者さんが多く、胃がんや大腸がんになる人が多いことを知りました。それがきっかけで、消化器内科医になる事を決断しました。
医師になって最初の5年は、大阪医療センターで研修を積み、そこで多くのがん患者さんに最新の治療をしてきました。しかし、がんの治療は大変であり、患者さんとその家族の苦しむ姿も見てきました。「もっと早く検査をしていれば…」という患者さんの声も聴いてきました。だからこそ「がんになる前に患者さんを救いたい」「たくさんの患者さんに楽な胃・大腸カメラを行って、がんの予防と早期発見をしたい」「もっと気軽に相談できる来やすいクリニックを作りたい」と考えるようになりました。
勤務医として働いた後、フリーランス内視鏡専門医として10,000件を超える検査経験を積み、2016年8月に内視鏡クリニックを開業しました。皆様が、楽に胃カメラ・大腸カメラを受ける事ができ、胃がん・大腸がんの不安がなく、元気で笑顔で毎日を過ごせるようにサポートして参ります。お腹の調子で気になる方は、ご気軽に相談下さい。
院長 藤田 実