大阪本町胃腸内視鏡クリニック 院長の藤田です。今回のテーマは「発熱外来の費用」について解説します。
発熱外来を受けると、①窓口で払う保険の負担分と、②公費(無料)で支払われるものがあります。
具体的に言いますと
①まず病院に行くと診察を受けることになります。
その時の「初診料」や「再診料」は保険(3割)で支払うことになります。
また日曜や祝日 ほかにも診療時間外などに受診すると様々な「加算」が発生し、それも保険で支払います。
他にも「院内トリアージ加算」というのがあり、それも保険で支払います。(3割で1800円)
また「2類感染症患者入院診療加算」という加算もあり、それも保険で支払います。(3割で750円)
②次にコロナの検査を行います。
PCRや抗原検査を受けることになるわけですが、この検査費用は公費が適応されるため患者さんが負担することはありません。
③次にお薬を処方されます。
この時、もしコロナ陽性が出ていた場合は、公費の適応となるため患者さんが処方箋料を払うことはありません。
一方、コロナ陰性だった場合のお薬代は、公費の適応とはならないため 患者さんは3割負担をしなければいけません。
■つまり
コロナ陰性だった場合は、①で3000円くらい+③の薬代がかかりことになります。
コロナようせいだった場合も①で3000円くらいはかかると思ったほうがよいでしょう。
■注意
くれぐれも無料でできるわけではありませんので、ご注意を!(2020年11月現在)
大阪本町胃腸内視鏡クリニック
堺筋本町駅前にある内視鏡専門クリニック 2022年オープン森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニックの2号店となります。
鎮静剤麻酔、鎮痛剤を使用した無痛内視鏡(寝ている間に胃カメラ、痛くない大腸カメラ)を行っています。
大腸にポリープがあれば、その場で切除(日帰りポリープ切除術)も行っています。忙しいサラリーマン、主婦の皆さんのために、胃カメラと大腸カメラを同日に行うことも可能です。