虚血性腸炎 | 森ノ宮胃腸内視鏡 ふじたクリニック 大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-1-30 ビエラ森ノ宮3F

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胃腸の病気

虚血性腸炎について

虚血性腸炎とは

大腸を栄養する血管(動脈:おもに下腸間膜動脈)の血流が、何らかの原因で落ちることによって腸に炎症が起こり、腹痛や出血をきたす病気のこと。
左側腹部から下腹部にかけて痛みを生じることが多い。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの基礎疾患を持っている人はなりやすい。
便秘や大腸カメラの前処置(下剤)でも虚血性腸炎が起こることがある。
女性に多く認める。(男女比は1:2~3)

症状

【3大症状】 ①血便 ②腹痛 ③下痢

血便

炎症を起こした粘膜からの出血であり、やや粘調のピンク色~赤黒い出血を認める。(いわゆる切れ痔のような血管からの出血:液体状の鮮血とは異なる)
また軽症の場合は、出血を伴わないこともある。

②腹痛

突然発症する、左側腹部から下腹部の痛み。
炎症によるものであり、持続性の痛みを呈する。

下痢

炎症によるもので、水様性下痢を認めることがある。
他にも痛みが強いため、冷汗や、吐き気、嘔吐を認めることがある。

診断

まずは問診を行い、症状の出かた、部位、出血を伴うかなどの情報より虚血性腸炎を疑う。
場合によっては、血液検査を行い、炎症や感染の数字などを調べる。
確定診断は大腸内視鏡検査であるが、大腸カメラ検査自体が腸に負荷をかけて腸炎を増悪するリスクがあるため、虚血性腸炎が疑われるときは通常は検査をしない。(症状が落ち着いてから検査をすることが多い)

治療

軽症あれば、腸管安静で経過観察を行う。水分摂取を促し、食事は消化のいい物を摂取する。
(食物繊維は消化しにくいため避ける。また辛い物などの刺激物も避ける)
感染が疑われるときは抗生剤の内服を行う。
炎症が強い場合、入院で絶食点滴を行う。通常は1週間程度で治る。

また再発することがあり(再発率5~10%)、再発予防も重要です。
便秘をさけるため、普段から水分摂取や食物繊維、発酵食品を積極的に摂りましょう。
硬い便が続く場合は、緩下剤(酸化マグネシウムやモビコール)を内服することもあります。

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